2023年11月29日
セロー250 シフトフィールが悪い 1年かけて対策 ①
久しぶりの投稿になります。
(近頃はこればっかりです)
ネタはたくさんあったのですが記事にはできず。。
ネタはたくさんあったのですが記事にはできず。。
今回まとめて記載します。
中古で買ったセロー君
中古で買ったセロー君
乗り出して気づけば…いつの頃からかのシフトフィールが悪い(引っ掛かりがあるような)ことに嫌気がさした)
そんなこんなで1年かかって対策した事柄を書き連ねていきます。
「セロー250シフトが固い ギア入りにくい で検索すると・・・」
セロー250の持病であるらしい左側シフトペダル取り付け部のグリスアップが一番最初に検索結果が出た。
シフトペダルはリンクを介しての操作となっている。
この取り付け箇所のグリスアップを定期的に行わないとシフトフィールが悪い状態になるようだ。
ついでにシフトリンクアームとエンジン側のアームをできるだけ水平になるように再設定。
水平状態が一番無理がないリンクの動作となるから。
もちろん、クラッチワイヤーの注油も行った。
通常はコレで解決するようだが・・・
確かにスムーズにペダル支点は動くようになったのですが肝心のシフトフィールの改善には至らず。。
本格的な改修に取り掛かった。
その①
工房きたむらさんクラッチスプリングリテーナー取付
工房きたむらさんクラッチスプリングリテーナー取付
WR用のクラッチスプリング交換。
WR用にしたのはスプリングの強さがクラッチの切れに変化があるのか確認するため。
WR用にしたのはスプリングの強さがクラッチの切れに変化があるのか確認するため。
まぁ、変化はないと思っていたのですがせっかくエンジンカバー開けるんで、念のための確認交換です。
【交換後の変化】
クラッチの切れは若干向上。
たまにあったスプリングのズレと思われるによる、クラッチ切れ加減の不具合さは無くなった。
キチンとスプリングが均等に動いている感じ。
クラッチスプリングリテーナーがかなり効いている印象。
ただし、シフトフィールは改善されず。
その②
工房きたむらさん
・クラッチプレート溝切面出し加工 及び フリクションディスクセットアップ 取り付け
工房きたむらさん
・クラッチプレート溝切面出し加工 及び フリクションディスクセットアップ 取り付け
・クラッチスプリング WR用 → セロー純正 戻し
・新品クラッチ交換
【交換後の変化】
夏季の渋滞などでのクラッチの切れ(張り付き)は良くなったような気がしましたが、シフトフィールは改善されず。
そりゃそうですよね。
プレートはあまり関係ないです。
プレートはあまり関係ないです。
セローはオイル流れ・潤滑流動の構造上、クラッチ潤滑が弱いです。
(クラッチ板がOILにほとんど浸かっていない)
きたむらさんのディスクは面出しとOIL付与の切り欠きがあるのでOIL保持は多少増している。
なので少しだけ安心感?が増した。
内容としてはファインチューニングという感じ。
純正の基準値内許容誤差から限りなく適正値に近づいたというべきかな。
クラッチスプリングはWR用・セロー純正ともクラッチの切れには変化なし。
当然ながらクラッチは軽く(元の重さ)なった。
工房きたむらさんの記事内容にありましたが、純正フリクションディスクはクラッチ板(コルク)とのあたり面が均等でなく、クラッチの切れに影響するとのことだった。
確かに取り外した純正ディスク面はクラッチには均等に接触していないようだ。
クラッチディスクが黒く見える部分がクラッチとの接触面です。
(色が付いていないところはクラッチに接触していない)
どのディスクも同じ様子で均等に当たっていなかったようだ。
若干ですが確かにバリは存在します。
クラッチ交換作業を行う際はついでにこちらの処方をおすすめします。
鉄ヤスリで軽く削り、サンドペーパーで番数を落としながら数回仕上げます。
削りすぎ注意です。

そして規定値トルクでクラッチを収めて、完成。
一旦コレで様子を見ることにした。
写真が少なくてすみません。
携帯保存画像を記事に取り込むのが調子が悪いです。
今まで問題なく取り込んでいたものが出来なくなりました。
次回より携帯保存方法を変更してみます。

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